こんにちわー!

深谷市・花園・寄居町・小川町・秩父市・熊谷市・肥塚・籠原・行田市・羽生市の深谷たいよう接骨院・整体院の田島です。

先に当院の結論をお伝えします。顎の痛みや開けにくさは「顎だけの問題」とは限らず、首の姿勢や背骨の状態が関係していることがあります。ただし、歯や噛み合わせ、関節そのものの問題は歯科・口腔外科で先に調べる必要があり、当院の施術はマウスピースの代わりにはなりません。

この記事はセミナーの報告に、当院が「顎と首の関係」をどう見ているかと、当院で対応できる場合・先に医療機関へ行くべき場合を足したものです。

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顎関節×頚椎のセミナーで何を学んだ?

顎の問題を「顎だけ」で見るのではなく、首や背骨・骨盤とつなげて考える視点を、歯科医の先生方と一緒に学びました。

先日の土曜・日曜とDrコロッカDC(カイロプラクティックドクター)phD(医学博士)のセミナーを受講してきました。

1日目は一部の先生のみ個人的にコロッカ先生に指導を行ってもらうシーックレットセミナー(嬉しいことに招かれたので参加させていただきました)

2日目は一般向けの「顎関節×頚椎」について主にこちらは歯科医の先生を対象に行っているセミナーを受講してきました。

2日目の歯科医の先生に対した顎と頚椎セミナーでは実技時間に未熟ながら歯科医の先生に私も実技の指導も少しさせて頂きましが歯科医の先生達の熱心さにビックリ!歯科医の先生が背骨・骨盤の事まで考えていることにとってもびっくりしました。

考えてみると歯科医で背骨・骨盤まで見れるようになると接骨院の先生にはとっても脅威だなと考えつつも改めて私たちにしか提供できない「価値」を考えさせられ有意義なセミナーでした。

顎と首はなぜ関係するの?

顎を動かす筋肉は首や頭の位置と一緒に働くため、頭が前に出た姿勢が続くと顎まわりの筋肉の緊張に影響することがあるからです。

顎関節症とは、口を開け閉めするときの痛み・音・開けにくさが出る状態をまとめた呼び方です。原因は一つではなく、歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせ、関節の中の問題、筋肉の緊張、ストレスなどが重なって起きるとされています。

当院が注目しているのは、このうち「筋肉の緊張」と「首・頭の姿勢」のつながりです。頭が前に出た姿勢が続くと、首の前側の筋肉が縮み、顎が少し上がった位置で固定されやすくなります。

すると顎を閉じる筋肉(こめかみや頬の筋肉)が常に引っ張られた状態になり、こわばりや痛みにつながることがある、というのが当院の考え方です。これは当院の臨床での推察を含む説明で、すべての方に当てはまるわけではありません。

文献の側でも、筋肉由来の顎関節症の方では首や頭の姿勢の崩れが多く見られることが報告されています(詳しくは記事末尾の参考文献をご覧ください)。ただし「姿勢が原因で顎が痛くなる」とまで断定できる段階ではなく、当院でも「関係していることがある」という位置づけでお伝えしています。頭が前に出た姿勢そのものについては深谷市でストレートネックにお悩みの方へ(頭の重さと負担という視点)で詳しくまとめています。

当院では顎の相談でどこを見ている?

当院では「口の開き方と左右差」「首の動き」「脚の長さの左右差」「頭の位置」の4つを確認してから、顎に触れるかどうかを決めます。

  • 口の開き方と左右差:指が縦に何本入るか、開けるときに顎が左右どちらかにずれないか、音や引っかかりがあるかを見ます。開けたときに顎がロックして戻らない、急に開かなくなった、という場合は当院では触れず、口腔外科の受診をおすすめします。
  • 首の動き:上を向く・下を向く・左右を向く動きで、顎の痛みが変わるかを確認します。首の動きで顎の症状が変わる方は、首の側から手を入れる余地があると考えています。

・脚の長さの左右差:うつ伏せでかかとの位置を見比べ、首を回したときに左右差がどう変わるかを見ます。当院ではこの検査を「顎・首・骨盤のどこに負担が集まっているか」を絞る目安に使っています。負担の場所を絞るための検査で、病気の有無を判定するものではありません。

・頭の位置:横から見て耳の穴が肩より前に出ていないか、あごが上がっていないかを見ます。

実際に当院にいらっしゃった60代の女性の方は、噛むと顎が痛み、口腔外科でマウスピースを作って約1年使っていましたが、痛みが残った状態で来られました。当院で拝見すると、顎の動きの左右差に加えて頭蓋と首の緊張があり、こめかみと頬の筋肉、口の奥の筋肉に硬さがありました。この方には首と頭蓋の状態を確認しながら顎まわりの筋肉をゆるめる施術を続け、日常では顎の痛みがほぼ出ない状態まで変化しました。ただし、施術だけでマウスピースを外すと痛みが戻ったため、「マウスピースと施術はセット」という結論になりました。この方の詳しい経過はマウスピースを続けても顎の痛みが取れない方へ(深谷市の接骨院が伝える「顎だけを診ない」という視点)にまとめています。

もう一人、50代の女性の方は、歯科でマウスピースを続けても食事がつらいほどの顎の痛みが残り、関節の中の損傷を心配されていました。当院では顎に直接触れる前に、背骨・骨盤の土台から順に確認し、首の前側の筋肉と顎まわりの筋肉、頭蓋の緊張をゆるめる順番で施術しました。

食事がつらかった状態から痛みが目立たない状態まで変化したことから、この方の場合は関節の損傷よりも筋肉と姿勢の側の問題が主だったのではないか、と当院では考えています。

当院で対応できる場合・先に歯科や医療機関へ行くべき場合は?

当院で拝見できるのは「歯科や医療機関で調べたうえで、筋肉のこわばりや首・姿勢の問題が残っている方」です。次のような場合は先に医療機関をおすすめします。

【先に歯科・口腔外科・医療機関へ】

  • 口が急に開かなくなった、開けたまま閉じなくなった。
  • 転倒や事故のあとに顎が痛む、顔が腫れている、発熱がある。
  • 歯の痛み、噛み合わせの違和感、詰め物や入れ歯が合わない感じがある。
  • 強い痛みが続いていて、まだ一度も歯科や口腔外科で調べていない。

【当院で拝見できることが多い場合】

  • 歯科・口腔外科で「関節や歯に大きな異常はない」と言われたが、顎まわりのこわばりや痛みが残っている。
  • マウスピースを続けているが、首こり・肩こり・頭痛が一緒に出ている。
  • デスクワークやスマートフォンで頭が前に出た姿勢が長く、顎の疲れを感じる。

当院が正直にお伝えしているのは、「当院の施術はマウスピースの代わりにはならない」ということです。上の60代の方のように、施術で顎の痛みがほぼ出なくなっても、マウスピースを外すと戻る方はいらっしゃいます。施術は「負担に負けない体を作る」側、マウスピースは「負担そのものを減らす」側で、役割が違います。当院では「すべてゼロにしたい」「マウスピースは使いたくない」というご希望にも、必要な方には必要だと率直にお伝えしています。首の痛みや頭痛が一緒に出ている方は深谷たいよう接骨院・整体院の首の痛み・寝違え・頭痛ページも合わせてご覧ください。

ここまで読んで「自分のことかもしれない」と思った方へ。まず検査で、どこに負担が集まっているかを確かめます。空き状況はネット予約でその場で確認できます。

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顎だけの問題?首や姿勢が関わっている?見分けの目安

目安は「顎以外の症状が一緒にあるか」「首の動きで顎の症状が変わるか」の2点です。当院ではこの目安で、歯科での確認を先にするか、当院で拝見できる部分があるかを分けています。

比べる点顎そのものの問題が主なタイプ首・姿勢が関わっているタイプ
症状の出方噛むとき・口を開けるときの痛みや音が中心顎の症状に加えて首こり・肩こり・頭痛が一緒に出る
きっかけとして多いもの歯ぎしり・食いしばり・噛み合わせ・関節の中の問題デスクワークやスマートフォンで頭が前に出た姿勢が長い
首の動きとの関係首を動かしても顎の症状はあまり変わらない上を向く・左右を向くと顎の症状が変わる
相談先の目安まず歯科・口腔外科歯科で確認したうえで、当院でも首・姿勢の側から拝見できる
※あくまで一般的な傾向であり、確定診断には医療機関での検査が必要です

【予約の取り方】

ご予約は24時間ネット予約かお電話で受け付けています。ご相談はLINEからどうぞ。

【予約のキャンセル・変更】

予約の注意点

・予約時間の5~10分前に院内に入るようお願いいたします。

・予約時間から5分過ぎてもいらっしゃらない場合はキャンセル扱いとさせていただきます。

・無断キャンセル、予約当日のキャンセルを繰り返す方は他の患者様の為のお時間を損ねるためご予約をお断りすることがございます。

【キャンセルポリシー】

・無断キャンセルされた方は次回来院時キャンセル料が発生しますのでご注意ください。

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よくある質問

当院で顎と首の関係についてよくいただく質問に、正直にお答えします。

Q. 顎が痛いとき、歯科と接骨院のどちらに先に行けばいいですか?

先に歯科・口腔外科です。歯や噛み合わせ、関節の中の問題は当院では調べられません。そこで大きな異常がないと分かったうえで、筋肉のこわばりや首・姿勢の問題が残っている場合に当院で拝見する、という順番をおすすめしています。

Q. マウスピースを使っているのに顎の痛みが取れないのはなぜですか?

マウスピースは「噛みしめの負担を減らす」道具で、首や頭の位置、顎まわりの筋肉の緊張までは変えないためです。当院で拝見した方の中には、首と顎まわりの筋肉をゆるめる施術を加えることで痛みが出にくくなった方がいらっしゃいます。ただし施術はマウスピースの代わりにはなりません。

Q. 接骨院で顎を触られるのは怖いのですが、どんな施術ですか?

当院では顎を強く押したり動かしたりはしません。まず首と背骨・骨盤の状態を整え、そのあとにこめかみ・頬・口の奥の筋肉を指で軽くゆるめます。顎そのものへの刺激は小さく、痛みが強い日は顎に触れず首だけで終えることもあります。

Q. 顎の音が鳴るだけで痛みはない場合も相談できますか?

音だけで痛みや開けにくさがない場合、当院ではすぐに施術をおすすめすることはありません。首こりや頭痛が一緒にある、口を開けるときに左右にずれる、といった変化が出てきたときにご相談ください。

Q. 何回くらいで顎の痛みは落ち着きますか?

回数をお約束することはできません。上でご紹介した60代の方は、施術を続けながらマウスピースを併用することで日常の痛みがほぼ出ない状態になりましたが、施術だけに切り替えると戻りました。当院では回数ではなく「噛むときの痛みが出る頻度」の変化を毎回確認して、続け方を一緒に決めています。

Q. 姿勢を直せば顎の痛みは出なくなりますか?

正直にお伝えすると、姿勢だけで顎の痛みがすべて決まるわけではありません。歯ぎしりや食いしばり、ストレス、関節の中の状態など、当院では変えられない要因も関わります。当院で変えられるのは首と顎まわりの筋肉の状態と、頭の位置の側です。そこを整えたうえで、歯科での対応と組み合わせるのが当院の考え方です。

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田島 陽平(たじま ようへい)/治療家・株式会社キュアクオリティ代表。柔道整復師として20年以上の臨床経験を持つ。整形外科・接骨院勤務を経て独立し、埼玉県深谷市・熊谷市で2院を経営。カイロプラクティック歴15年以上・オステオパシーを組み合わせた独自の施術スタイルで、坐骨神経痛・腰痛・肩こりなど慢性症状でお悩みの方のサポートを行っている。現在は国際基準のフランス式オステオパシーを学んでいる。

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参考文献

・顎関節症のある方の姿勢を調べた研究をまとめた報告。筋肉由来の顎関節症の方では首や頭の姿勢の崩れが見られることを示す根拠が強く、関節由来の方では中程度の根拠があると報告されています(姿勢が原因であると断定したものではなく、施術の効果を示すものでもありません)
Chaves TC, et al. Braz J Phys Ther 2014(PubMed)を読む

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為や診断を行うものではありません。

症状が重い場合や長期間続く場合は、医療機関へのご相談をお勧めします。