深谷市で腰痛の治療なら

腰の痛みを感じ始めてから3ヶ月〜6ヶ月以上痛みが続く場合を「慢性腰痛」と呼びます。
腰痛は病気の名前ではありません。腰が痛いという症状です。
「慢性腰痛」の原因の全ては解明されておらず、85％が原因不明と言われています。
慢性腰痛に苦しむ方は多くみている当院では、腰痛の原因は、背骨・骨盤にあると考えています。

人間の背骨にはクッションの役目をする椎間板という軟骨が背骨の間に挟まれています。
椎間板はウォータベットみたいになっており、中に髄核というゼリー状のものが詰まっており、
これが何かの拍子に後ろに飛び出てしまうことによって後ろにある神経を圧迫している状態をヘルニアといいます。
特徴として腰から足にかけての痛みやしびれ、違和感を伴う場合があります。

椎弓と呼ばれる腰椎の後方部分が分離してしまった状態のことをいい、
疲労骨折が原因と考えられており年齢としては10代に多く成長期のスポーツ選手に多いです。
繰り返しぎっくり腰になってしまう場合は腰椎分離症になっている場合もあり、
進行することによって腰椎すべり症になる場合があります。

腰椎分離症の状態から悪化することにより骨と骨で連なる腰椎が前方へ滑ってしまい痛みや神経痛を引き起こす病気です。
背骨や椎間板などの変性から起きる①「変性すべり症」と腰椎分離症によって続発する②「分離すべり症」に分けられます。
症状としては脊柱管狭窄症の症状とほぼ一緒で腰痛・足へのしびれ、痛み・間欠性跛行が特徴になります。

背骨には脊髄の神経が通る「脊柱管」があり、加齢や日常生活、仕事による負担により
背骨が変形してしまって脊柱管が狭くなってしまう病気です。
特徴的な症状では「間欠性跛行」といいしばらく歩いていると痛みやしびれが発生しますが、
前かがみになったり休むと楽になり、再び歩き出すとだんだんと痛みやしびれの状態が続くのが特徴としてあります。

坐骨神経に血流障害や神経圧迫が起きることによって起こるのが坐骨神経痛といいます。
坐骨神経痛は症状であり、何らかの病気が原因となって起きるので上記を参考にしっかりとした原因の特定が大切です。