深谷市で交通事故治療にお悩みの方へ。こんにちは、深谷たいよう接骨院・整体院です。交通事故後、病院でレントゲンやMRIを撮っても「異常なし」と言われ、それでも痛みやだるさが続いているという方からのご相談を、日頃からいただいています。中には、病院側から一方的に治療終了を告げられ、それでも痛みが残っていることに不安を感じている方もいらっしゃいます。今回は、柔道整復師として20年以上の臨床経験を持つ当院が、実際の症例を交えながらこの状況とどう向き合っていくかをお伝えします。

歩道を歩いていて車のミラーと接触した方のケース

以前、歩道を歩行中に後方から来た車のミラーと接触するという事故に遭われた方が、当院にご来院されました。運転免許をお持ちでなく、自宅からタクシーで通院されるほど、日常の移動にも影響が出ている状態でした。

事故後、右上腕部・右肘のレントゲン検査を受け、右上腕部挫傷・右肘関節捻挫という診断を受けました。物を持つ動作や寝る時に腕や肘の痛みがあり、全身の強いだるさも続いていました。当院への初診は事故から半月ほど経ってからでした。

事故後から続いていた頭痛が改善しないため、MRI検査を受けたところ「異常なし」という結果でした。その後、病院側から一方的に治療終了を告げられましたが、本人は「まだ痛みが残っている」と治療の継続を希望されました。そこで、それ以降は当院単独で交通事故の施術・リハビリを継続していくことになりました。

画像検査で「異常なし」でも、痛みが続くことは珍しくない

「異常なしと言われたのに、まだ痛い」という状態に、不安や戸惑いを感じる方は少なくありません。しかし、レントゲンやMRIといった画像検査は、骨折や靭帯の断裂など、はっきりとした構造的な損傷を確認するための検査です。筋肉の微細な損傷や、神経・自律神経の乱れによる痛み・だるさは、画像には映りにくいことがあります。

当院では、画像検査で「異常なし」という結果が出たとしても、それは「痛みの原因がない」という意味ではなく、「骨や靭帯には大きな損傷がない」という意味だと捉えるようにしています。実際にこのケースでも、画像上は異常がなくても、右上腕部・右肘・頭部の症状は確かに存在していました。「検査で何も出なかったのだから気のせいだ」と自分を責めてしまう方もいらっしゃいますが、そのように捉える必要はないと当院では考えています。

病院の治療が終了した後も、まだできることはある

病院から「これ以上の治療は必要ない」と判断されることは、決して珍しいことではありません。しかし、それは「もう何もできることがない」という意味ではなく、あくまで医療機関としての判断です。当院のような接骨院では、筋肉や関節の機能的な負担に対する施術という、医療機関とは異なる役割でサポートを続けられる場合があります。

規模の大きな総合病院ではリハビリの設備がない場合もあり、月に1〜2回の通院で投薬だけを受けるという通院スタイルになることも少なくありません。そのまま3ヶ月ほど経っても症状に大きな変化が見られないと、医師の側も「これ以上治療を続けても改善が見込めない」という判断(症状固定)に至りやすくなります。痛みが残ったまま治療が終わりを迎えると、患者さん側は「なぜここで終わりになってしまうのか」と感じてしまうことがあります。当院では、こうした背景も踏まえたうえで、病院での治療と接骨院での施術、それぞれの役割の違いをお伝えするようにしています。

このケースでは、病院での治療終了後、当院単独での施術・リハビリを継続しました。治療開始から1ヶ月後の時点では右上腕部挫傷・右肘関節捻挫ともにペインスケール6程度でしたが、事故から通算で約4ヶ月が経過した頃には、全体的な痛みが当初の1〜3割程度まで軽減し、施術を終了する状態まで回復されました。

タクシー通院の費用について

運転免許をお持ちでない、または事故の影響で運転が難しいという理由で、通院そのものに不安を感じる方もいらっしゃいます。今回ご紹介したケースも、タクシーで通院されていました。

状況によっては、こうした通院のための交通費が、相手方の保険会社から補償の対象になるケースがあります。ご自身の状況が該当するかどうかは、保険会社に直接確認していただくことをおすすめしています。移動手段への不安から通院そのものをためらってしまうことのないよう、まずは保険会社や当院にご相談ください。

当院での交通事故施術の流れ

当院にご来院いただいた際は、まず現在の痛みの部位・強さ・出てきた時期を詳しくお伺いします。その上で、可動域や姿勢の状態を確認しながら、身体全体のバランスを見ていきます。今回ご紹介したケースでも、右上腕部・右肘という主訴の部位だけでなく、首や背中など周辺の状態も含めて確認しながら施術を進めました。

施術では、事故の衝撃で硬くなった筋肉や関節へのアプローチを中心に行います。痛みの強い時期は施術の頻度を高めにご案内し、症状が落ち着いてくるにつれて間隔を空けていくことが多くあります。今回のケースも、事故直後の強い痛みの時期を経て、少しずつ通院の間隔を調整しながら、最終的に無理のない形で施術を終了しています。

保険会社とのやり取りで不安を感じたときは

交通事故治療では、身体の痛みだけでなく、保険会社とのやり取りに不安を感じる方も少なくありません。「何をどこまで伝えればいいのか分からない」「治療費の扱いがどうなっているのか不安」というご相談もよくいただきます。

当院では、施術の内容や経過について、保険会社からの照会があった場合には事実に基づいて対応しています。ただし、示談交渉や補償額の判断など、法律的な手続きそのものは弁護士・行政書士の領域であり、当院が代行することはできません。気になる点があれば、まずは当院にご相談いただき、必要に応じて専門家への相談もご案内しています。

症状を伝えるときに大切にしていること

交通事故後の症状は、痛みの部位・強さ・出てきたタイミングによって、事故との因果関係の証明に関わってくることがあります。当院では、初診時にできるだけ詳しく症状をお伺いし、その後の経過も記録として残すようにしています。

「この痛みは事故のせいなのか分からない」「病院で異常なしと言われて、これ以上何を伝えればいいのか分からない」と感じている方も、まずは今感じている症状をそのままお話しいただければと思います。小さな変化も含めて記録していくことが、その後の対応につながっていきます。痛みの強さだけでなく、どんな動作のときに痛むか、どのくらいの時間続くかといった具体的な情報も、状態を把握するうえで参考になります。

交通事故後に画像検査で異常がなかった方によくあるご質問

Q1.病院で「これ以上の治療は必要ない」と言われましたが、まだ痛みがあります。どうすればいいですか?
A.医療機関としての判断と、実際に痛みが残っているという事実は、別のこととして捉えていただいて大丈夫です。当院のような接骨院で、筋肉・関節への施術を継続できる場合があります。まずはご相談ください。

Q2.MRIで異常なしと言われましたが、本当に大丈夫でしょうか?
A.画像検査は骨や靭帯の構造的な損傷を確認するものです。異常がなくても、筋肉や神経、自律神経の乱れによる痛み・だるさが続くことはあります。気になる症状がある場合はご相談ください。

Q3.接骨院だけに通院することはできますか?
A.医療機関での診察を受けずに接骨院だけに通院することは、事故との因果関係の証明という観点でリスクがあります。今回のケースのように、まずは医療機関を受診した上で、接骨院での施術を併用・継続することをおすすめしています。

Q4.タクシー通院の費用は必ず補償されますか?
A.状況によって異なります。運転免許がない、または事故の影響で運転が難しい場合に補償されるケースがありますが、詳しくは保険会社にご確認ください。

Q5.どのくらいの期間で症状が落ち着きますか?
A.今回ご紹介したケースでは、事故から約4ヶ月で痛みが大きく軽減しましたが、これは一例であり、症状の程度によって個人差があります。

Q6.運転免許がなくても通院を続けられますか?
A.はい、公共交通機関やタクシーなど、ご自身に合った方法で通院されている方が多くいらっしゃいます。通院手段についてもご相談いただけます。

Q7.病院からもう来なくていいと言われたのですが、当院に相談してもいいですか?
A.はい、ご相談いただけます。病院での治療が終了した後も、筋肉や関節の状態を確認しながら施術を続けることができる場合があります。

Q8.施術は痛いですか?
A.強い力を加える施術ではなく、身体の状態をしっかりと確認しながら、負担の少ない方法で進めていきます。

Q9.保険会社とのやり取りが不安です。相談に乗ってもらえますか?
A.施術の内容や経過についてはお伝えできますが、示談交渉や補償額の判断は弁護士・行政書士の領域になります。不安な点があれば、まずは当院にご相談ください。

Q10.通院の頻度はどのように決まりますか?
A.痛みが強い時期は頻度を高めにご案内し、症状が落ち着くにつれて間隔を空けていくことが多くあります。状態を確認しながら一緒に決めていきます。

Q11.事故から時間が経ってしまいましたが、今から接骨院に相談しても間に合いますか?
A.時期に関わらずご相談いただけます。ただし、事故との因果関係の証明という観点では、できるだけ早い段階での受診・相談が望ましいため、気になる症状があれば早めにお声がけください。

日常生活で気をつけたいこと

治療終了後や施術を継続している期間中は、痛みのある部位に負担をかけすぎないよう、日常生活の動作にも少し気を配ることをおすすめします。物を持つ動作で腕や肘に痛みが出る場合は、できるだけ両手で持つ、重い荷物は分けて運ぶといった工夫が負担の軽減につながることがあります。

また、事故後は気づかないうちに身体に力が入りやすく、それが新たな緊張や不調につながることもあります。深呼吸を意識したり、湯船にゆっくり浸かる時間を作ったりすることも、身体の緊張をほぐす一つの方法になります。痛みが強く出ているときは無理をせず、施術の際に遠慮なくお伝えください。日々の小さな変化を自分自身で把握しておくことも、その後の経過を振り返るうえで役立つことがあります。

深谷市で交通事故治療にお悩みの方へ

病院で「異常なし」と言われることは、決して珍しいことではありません。しかし、それで痛みが消えるわけではないと感じている方も多くいらっしゃいます。深谷たいよう接骨院・整体院では、画像に映らない不調にも向き合いながら、その方に合った施術を続けていくことを大切にしています。「もう相談できる場所がない」と諦める前に、まずはお気軽にお声がけください。

交通事故の治療についての詳しい情報・ご予約は、公式サイトの交通事故ページもあわせてご覧ください。深谷市内はもちろん、近隣エリアからご来院いただくことも可能です。

▼この症状の専門ページ:交通事故治療について詳しくはこちら|深谷たいよう接骨院

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著者:田島 陽平(たじま ようへい)
治療家・株式会社キュアクオリティ代表。柔道整復師として20年以上の臨床経験を持つ。整形外科・接骨院勤務を経て独立し、埼玉県深谷市・熊谷市で2院を経営。カイロプラクティック歴15年以上・オステオパシーを組み合わせた独自の施術スタイルで、坐骨神経痛・腰痛・肩こりなど慢性症状でお悩みの方のサポートを行っている。現在は国際基準のフランス式オステオパシーを学んでいる。


参考文献

・日本整形外科学会「外傷性頚部症候群」/交通事故などの後、レントゲンで異常がなくても首の痛み・頭痛・めまい・しびれなどの症状が長期間続くことがあると解説されています
日本整形外科学会の解説ページを読む

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為や診断・法律相談を行うものではありません。保険・補償に関する具体的なご判断は、医療機関・保険会社・弁護士等の専門家にご相談ください。
症状が重い場合や長期間続く場合は、医療機関へのご相談をお勧めします。